サンバイノー。
モンゴルへの渡航は、4度目ですが、
初めて訪問しました。
坊のパパ
「さきの大戦の後1945年から1947年までの間に祖国への帰還を希みながらこの大地で亡くなられた日本人の方々を偲び平和への思いをこめてこの碑を建設する」とありました。
詳しい説明は、他のサイトにお任せするとして、
私の感じたことを書き留めたいと思います。
坊のパパ
施設の周囲には、木々、草花が生い茂っています。
昔の写真を見ると何もない状況からして、時間の流れを感じます。
タイルの剥がれなど、施設の老朽化が目につきます。
そのうちに、朽ち果てそうな気もします。
存在自体が風化しないことを祈りたい。
毎日数人の訪問者がいますが、モンゴル国民への認知は高くありません。
すくなくとも、私のモンゴルの親戚は、場所は知りませんでした。
円形の広場の音の反響は、スピーカーが付いているほどの感覚で不思議な体験でした。
そこで、毎年、花々が咲き誇る丘となって、広場で鎮魂の歌が催されるなど、
人足の絶えない場所になってほしい。
極寒の地の春に、花々を咲かせることの難しさはあると思います。
英霊が眠る地で歌という不謹慎とも感じることもあります。
だけど、人足が絶えた時、その記憶もなくなり、歴史も繰り返される、そんな気がします。
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