子どもに読んでほしいマンガ:「岳 みんなの山」作:石塚真一

マンガ
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我が家の坊、3歳もうすぐ4歳の年少です。

乗り物好きの男の子。

土遊び・畑仕事?が好きで、慎重派の男の子。

そんな息子へ、父親から読んでほしいマンガをセレクト。

私自身、たくさんの漫画を読んでいるわけではないですが、

私の心に残った同じ漫画を読んでくれて、何か感じてくれたら、との思いから。

と言いながら、私が漫画を読みたいだけだったり。

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読んでほしいマンガ:岳 みんなの山

山岳救助の現場を舞台にしたマンガで主人公は、世界の山を登ってきたクライマー三歩。

そして、山岳救助隊員として赴任する新人の成長を通じて、

自然・山における人間の生死を描写するマンガです。

とにかく否定的に言わない主人公

子育て中の親としてとても参考になるのが、

主人公の三歩は、とにかく否定的なことを言いません。

自分に対しても、仲間に対しても、要救助者にたいしても。

「よく頑張った」「また山においで」

とても考えることが多い、二つの言葉は頻出し、

そのたびに、考えます。

装備不十分で遭難していれば、既に本人は反省しています。

それでも高圧的な声かけは、要救助者の為か、自分の満足の為か。

小さな子どもが失敗した時と同じ状況にも思え、子育てにも通じるものがある気がします。

坊のパパ
坊のパパ

何で、こんなことするのぉ~~!

坊くん
坊くん

ごめんなさい。。。。

と、ならないようにしないと、と感じさせる本です。

生きる事、死について

何人もの要救助者が、主人公三歩の背中で力尽きます。

命について、死について、考えるきっかけを与えてくれます。

当たり前のことが、とても素晴らしい。

本当に素晴らしい。

山は、山では、いろいろ教えてくれます。

いいマンガだぁ~

坊のパパが、初めてこの本に出合ったのは、

人生の方向を見失った30代前半頃、ネットカフェで。

一つの事にひたすら突き進む主人公に憧れました。

あれから年月が経ちまた無性に読みたくなって、

電子書籍で先月から読み始めました。

何度読んでも、読みたくなり、考えたくなるマンガです。

とりあえず、電子書籍以外にも、リアル本も購入してこっそり本棚へ。

坊が、手に取って読んでくれることを期待し。

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