大好きなアニメ「宇宙兄弟」。
レンタル落ちのＤＶＤを持っています。
話の途中までしか持っていませんが、私、坊パパには、大切な宝物です。
さて、今回書き留めておきたいのが、
名言のかたまりのような第５８話から。
タイトル：第５８話 本気の失敗
「酒に付き合え」
今の現代の時代なら、パワハラやノミハラなど、色々な評価を受けそうな言葉です。
そうだけど、この言葉、ブライアンとピコとのエピソードでも大切な言葉となっています(第５６話 酒の約束）。
ピコが誘ったのは、ローバー作成の課題に柔軟に立ち向かうムッタに興味を持ったからです。
確かに、パワハラなど押し付けともいえるマイナスな言葉かもしれない。
それでも、お酒で一定のリミッターが外れた本音の会話をしたい、と思える仲間を持てる。
そんな仲間と言える存在とだけ、と飲みたい。
だから、ピコに、「なぜか僕だけ誘われました。」とムッタが語った言葉に感じるものがありました。
ピコは、失敗に前向きなムッタの姿勢に興味を持ったようです。
少年時代の仲間リックを想起するような含みを持ちながら。
そんな仲間を持つのは、古いタイプの人間なのか坊パパは、好きですけどね。
「俺の敵は、だいたい俺です。」
「俺の敵は、だいたい俺です。」
「自分の宇宙に行きたい気持ちをさんざん足を引っ張ったのは、俺でした。」
速度超過で走行する車内でビンスに質問されたムッタ。
天文学者やメディアを敵対視するビンスがムッタにした質問。
それに対して、ムッタはこう答えます。
到着したバーで、ムッタがビンスに語った場面です。
諦めたらおしまいです。あきらめないで最後まで続けたら、成功です。
途中でやめてしまうのがほとんどです。
ハンバーガーショップで、ポテトを食べるムッタの場面。
超プラス思考の弟ヒビトとの対比が感じられる気がします。
学生のころの夢、あきらめた大人、あきらめている大人。
私もそのうちの一人か、それとも、ムッタ氏になれるか。
胸に突き刺さる場面です。
「本気にやった場合に限るよ」
「本気にやった場合に限るよ」
バーで、ピコとビンスを交えて、失敗に前向きなムッタに興味を持ったピコ。
その話の流れで、ムッタが言います。
冷徹のビンスと現実逃避を続けるピコ。
それぞれの性格が意味するわけが分かるビンスとピコの少年時代が切ないです。
そこには、もう一人の好奇心旺盛な少年が。
大人たちに、保守的な大人の考えを押し付けられる地方に住む３人の少年たち。
やっぱり大人っていう生き物は、押さえつけますよ。
お前じゃだめだ。できるわけない。否定してばかり。
駄目だと思いますが、坊パパも、「だめだよ。できないよ。」と言ってしまう自分がいます。
そんなことにも気づかせてもらえるこのシーンは、本当に大好きな場面です。
「木曜日にISSを見に行く予定」と「鉱山で学生向けの就職説明会」
「真面目に将来を考える時期じゃないのか」とビンスの父親は語ります。
鉱山は、何の鉱山かは、描写されていませんが、レアメタルなら現在も重要な位置づけですが。
ミネソタ、鉱山＝鉄鉱山？
一方、宇宙産業は、知っての通り、次世代産業の代表です。
さて、「真面目に将来を考え」ているのは、どちらなんでしょうか。
アメリカに限らず、鉱山で栄えた町の衰退する話はよくあることで。
子どもが、タブレットで動画ばかり見ていても、夢中になっているなら、それはそれか？
いや違う、と思ってしまうのが、すでにビンスの父親化しているのでしょか。
悩みますね。
「こんな田舎町でも、ISSはみれるじゃないか。誰の頭上だって、宇宙船は通過する。」
ISSを見ながら、少年時代の思い出リックは、ビンスとピコに語ります。
チャンスは、皆に平等にある。
どんな地方に住んでいようが、親がどんな仕事をしていようが。
チャンスをどう生かすかは、それぞれ。
ただ、そのあと訪れる、リックに起きることが、ビンスとピコに大きく影響する。
そこまで含めて、少年時代の心の葛藤が心にしみります。
「迷っている暇はない。人生は短いんだ」ビンス
「テンションが上がらないことに、パワーを使ってる場合じゃねぇ」ピコ
第５８話とその後の５９話。
とてもこころにしみるストーリーです。
まとめ
本当に、宇宙兄弟第５８話には、心に響くエピソードがたくさんあります。
挑戦しようとするとき、立ち向かっているとき、へこたれそうになった時、
そんな時に改めて視ると、元気をもらえます。
以上、アニメからの名言 宇宙兄弟 第５８話 本気の失敗よりでした。
ところで、飲酒運転は、ぜったいにだめです。
ビンスさんは、透明の液体を飲んでいるので、運転手ビンスさんが、ハンドルキーパー役ですね。
帰りに車内の会話が、気になります。どんな話をしたんでしょうね。
スピンオフで、ビンスとピコのストーリーみたいです。
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