日本の青年が、世界1のジャズプレーヤーを目指すストーリー。
その第2編ヨーロッパ編。
山岳救助を題材にした「岳」の石塚真一さんの作品。
坊のパパは、この第2編から読んでいます。
現在は、アメリカ編のEXPLORERも拝読しています。
主人公からは、底なしの自信がみなぎっていて、
とにかく練習の鬼です。
時間さえあれば、どこでも練習をします。
車の中でも、山の中でも。
好きだからこそ、繰り返しできる、ではなく好きだから練習を「やりたい」。
「やりなさい」だからではなく、
「やらないといけない」だからではなく、
演奏を「やりたい」と言うオーラを感じれる。
才能を伸ばすのは、こういうことだよな。
才能と努力。
人生をかけてやりたいことが一つあると、人生こうなるのか~と、あこがれを持たされます。
コロナ過ではできない、ヨーロッパツアーを通じて、成長をする主人公と仲間たち。
異文化での生活が大切であること。
コロナ過で移動が難しくなった状況では、
移動・旅行という当たり前のことの大切さ・ありがたみがよくわかります。
もっとも、一般的な旅行・何となく旅行、大学生の旅行でよく言う、
自分探しの旅をすることで異文化と接することは、誰でもできます。
ですが、この主人公の様に、一つの目的「ジャズで世界一になる」ことを持ちながら、
異文化で生活をすること。
そうそう出来ることでは。
ただ、うらやましい。
若さゆえ出来るのか。
だとしても、若いうちに実行できるように、その前の段階で、
やりたいことを見つけれたら、なんと人生豊かになれるだろうか。
ホップ、ステップ、ジャンプ。
ホップを見つける機会作り。
子育ての目標でしょうか。
第1編を読んでいいないので、その辺にヒントがあるかも。
絵の描写も面白い。
セリフが一切なく、演奏のシーンがスピード感をもって流れていて、
まるで格闘マンガ。
演奏中のメンバーの心の声の描写も、面白い。
しかも、石塚真一さんの漫画は、絵が細かい。
主人公たちと同じオーラ。
ほんと、面白いマンガです。
さて、我が家の坊は、何をするのか。
この本を読むときは、何をしているのか。
楽しみにしてますよ。
は~い。
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